サーマクールの失敗は医師選びにあり

サーマクール治療の失敗談も多く聞きます。サーマクールは機械の性能による高い効果を得られるものなのですが、 その能力を引き出す技術が施術者である医師になかったとき、治療効果は望めません。

やったけど、痛いだけで全然効果が無かった・・・。という人がいます。

サーマクールはすべての人に効果がある医療器械ではありません。でも、「あなたにサーマクール治療が向いている・向いていない」の判断は、 経験から大体の予測はつきますが、正確なところは照射してみないと判りません。

ただし、「効果がなかった!」という人の中には、低レベルな照射テクニックしか持ち合わせていない医師(ただ満遍なく照射すればいいんだと いう医師)に当たってしまった不幸な人が何人も含まれているかもしれません。

サーマクールの失敗は医師選びにあります。

サーマクールは美容外科手術の「フェイスリフト」とは違って機械の性能に強く依存する医療行為です。 機械に大きく依存する医療レーザー脱毛と似ています。そのため本来ならば医師でなくとも、エステシャンのような優れた職人さんが行っても 良いようにも一見感じます。ところが、そこは高出力の医療機械。その性能はストレートに「シワたるみ」をなくす目的だけにとどまらず、 思わぬ副作用までもたらしてしまう可能性があります。

実際、この「サーマクール」の実力はまだまだ計り知れないものがあり、自動車で言うなら時速300キロは楽に出る スポーツカーを、今は時速40キロくらいの低速で走らせているようなものです。その意識は慣らし運転というレベルではなく、 その先に何があるかわからないから怖くてスピードが出せない状態と言ったほうが的を得ているのかもしれません。

開発したメーカーからしてその意識なのに、集客を先走って未知数の領域にまで出力を高めたり、スタッフに初診から施術の説明、 施術直前のカウンセリングばかりか、照射までもスタッフに任せてしまう医師がごく一部ですが存在していることは 驚きです。

クリニック選択の基準として、全く医師が関与しなくて施術が完了しちゃうなんてところは避けたほうが無難かと…。

サーマクール治療で失敗しないためにクリニックに聞いてみました

サーマクールを扱っている複数のクリニックに、メーカーからどんなアドバイスを受けたか聞いたところ

  • 照射前に医師がカウンセリングすること
  • フェイスリフトと同じ結果を期待させないこと
  • 照射はかならず医師が行うこと(サーマクール選択の失敗の項参照)
  • アルゴリズムによらない複数回照射は不必要なリスクを高めるので避けること(サーマクール認定医とトリートメントアルゴリズムの項参照)
  • 短期間の追い射ちは不必要なリスクを高めるので避けること(サーマクールの副作用とリスクの項参照)
  • 患者さんの痛さの加減が照射ジュールの判断材料になるので、強力な麻酔は避けること
  • 認定医制度を積極的に活用して、効果の出るマルチパスを身に付けること
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